【新課程】数学IA・IIB・IIIC基礎問題精講四訂版
礎を最低限絞り込んで書いてあるような本である。
実は、基礎とあるが『基礎問題精講』は1冊で基礎が若干少ないので全部揃わない。
そもそも「基礎って何なの?」と思うであろう。
ここで言う基礎とは、「センター試験の問題が一応全部対応出来るか」である。
ところが、「基礎問題精講」は各大問の1番最後の部分がセンター試験を超えるレベルのものが多い。
また、これ一冊でセンター試験に対応できるかというと、各テーマごとに、5題から10題くらい足りない。ただ、そこまで最初から全部いれると1冊マスターするのに時間がかかりすぎてしまう。引用元:Wikipedia
数学って苦手な人が多いと思う。
このレベルの問題集から手をつけるということは本当に基礎から勉強しないといけないということである。そのレベルから1つ1つセンター試験のレベルまで1冊で仕上げると、理系の人なんて数学3Cまで攻略するのは時間がかかりすぎて現実的ではない。
まずは、「最低限絶対やっておかなきゃいけない基礎だけ終わらせて!」
ということで、これを基本の参考書として使用しよう。だから、もっと余裕がある人はもっと問題量が多い参考書で勉強した方が良い。
教科
数学
出版社名
旺文社
使い方
例題を一通り解き、できなかった問題の解説を読んで解き直しをする。全ての問題を記述で解けるようにする。わからないことがあれば初めから始める数学を使って確認するように。ただ答えを覚えるだけの意味の無い学習にならないよう、
「なぜそうなるのか」をしっかり理解する。
テスト方法
解いてきた基礎問からランダムで出題。記述で解答できるようにする。
数学IA | 数学IIB | 数学IIIC(旧課程版) | |
問題数 | 135題 | 167題 | 155題 |
1日の量 | 10題 | 10題 | 10題 |
1週間の量 | 40題 | 40題 | 40題 |
目標突破日数 | 21日 | 26日 | 24日 |
旧課程版あれこれ
数学Ⅰ・A基礎問題精講 三訂版
数学新課程と旧課程では範囲自体が全く異なる。 そのため、扱っている分野も新課程でしか使わない範囲がある。 同じ範囲に関しては説明内容は基本的に同じ。
新課程の人は必ず買いなおす必要なし。旧課程の人は、旧課程のものを購入する必要あり。
数学Ⅱ・B基礎問題精講 三訂版
比較的変更が少ないため、 旧課程の人でも新課程を使って問題ない。
買いなおすなし。ただし、問題数が増えているので、 まったく同じというわけではない。