日大レベルの進め方②

参考書紹介

センター形式で実戦演習!

「センター試験政治経済集中講義」はコンパクトにいろいろなことができる教材で、基本的にこれをやっていれば基礎をかなり丁寧に身につけることができるでしょう。この「センター試験政治経済集中講義」が終わったら、「マーク式基礎問題集」の政治経済をやります。これはセンター形式の問題集で実際のセンター試験よりも簡単なレベルです。これをやることでどういうことを聞いてくるのかを知り、正答率が悪い範囲は「集中講義」に戻ってもう1回テーマを固めなおして聞かれ方を覚えなおします。形としてはどうやって聞いてくるか区別をつけるというのが分かったら覚えなおします。正誤問題は学ぶことが多いですし、経済だとデータを見たりすることもあるため問題ごとに解き方がいろいろあります。それを見た上で戻らないといけないということを理解しておくことも重要です。ここの段階であるのが用語を覚えたのに意外にセンターができないという悩みやセンターレベルでも自分はできないのかとショックを受ける人がいますが、正誤問題形式が解けるようになれば大抵の問題は解けるようになるでしょう。

センター過去問

「マーク式基礎問題集」が終われば次はセンター試験の過去問です。センターの政経は難易度が高いため、8割ぐらいを超えられたらいいでしょう。それでも難易度は高いため、ここまでにかかる時間がおよそセンターの過去問を含めて3か月というのが1つの目安です。過去問抜きでやれば2か月半くらい、かかっても3、4か月で仕上がるでしょう。これが終わったらもう1度このレベルを固め直すか、ちょっと難しい方まで触れるか、すなわち日大の発展をやるかです。

日大の発展へ

つまりレベルを固めるためにやるのが河合の「私大攻略の政治経済」です。これはセンターよりも正直なところ簡単で、中身がステップ1、2、3と3つに分かれているのですが基本的に日大レベルまででしたらステップ2までで十分です。すなわち日大レベルでやりたい人はステップ1、2をやればいいでしょう。これは3週間から1か月で終わらせるイメージです。ここまでやれば日大レベルは十分ですし、例えばセンター試験を使わない私立の人の場合はセンターの過去問をカットして代わりにこれをやるのもありです。センターしか使わない人でしたらセンターの過去問でもいいですが、一般でも使う人はセンターは難易度が高いのでこちらを先にやってもいいでしょう。

MARCHレベルへ

これが終わったらMARCHレベルに進みますが、MARCHレベルで使う参考書はMARCHの標準、つまり上のレベルを想定してやるのであれば「標準問題精講」です。