短期で攻める!英語整序問題200
科目 | 英語 |
出版社 | ピアソン桐原 |
目的 | 整序問題対策 |
対象者 | 整序問題が苦手な人 |
難易度 | センター・中堅私大レベル |
分量 | 95ページ 200題 |
使用期間 | 高3の9月ごろまで |
ジャンル | 英語整序問題集 |
・オススメポイント
整序問題がまとめて掲載されていて、解き方の解説も分かりやすい
・注意点
感覚で正解できてしまった問題はそのままにせず、解答の根拠をきちんと理解しておくこと
英語の並べ替え問題が苦手な人でも学びやすい『短期で攻める 英語整序問題200』
今回ご紹介する『短期で攻める 英語整序問題200』は、大学入試の英語の問題の中でも特に整序問題について集中して学べる教材です。
一般的な英語の問題集や参考書にも並べ替え問題は載っていますが、選択式の問題の方に比重が偏っているものが多いため、整序問題をまとめて勉強することが難しくなっています。
その点、『短期で攻める 英語整序問題200』であれば整序問題ばかりを200題集めた構成になっているので、並べ替えの問題で十分な演習量が確保できるのが特長です。
英語の並べ替え問題が苦手な人の中には、何となく感覚で解いてしまっている人が多いですが、難しい問題には感覚では対応できません。
そこで、『短期で攻める 英語整序問題200』に載っている論理的な解き方をマスターするのが大切になります。
扱われている問題はセンター試験の並べ替え問題と同程度か、やや易しい問題ばかりなので、つまずくことなく進められるのがこの教材の特長です。
今回は、『短期で攻める 英語整序問題200』の内容や学習方法のポイントについてご紹介します。
整序問題を解くにはこの5つの「ルール」さえ覚えておけばOK!
『短期で攻める 英語整序問題200』は、タイトルの通り短期間で整序問題をマスターするための工夫がされています。
それは、整序問題を解くためのポイントを5つにまとめていることです。
この5つのルールに従って問題を解いていけば、迷うことなく整序問題の正解を導き出せるようになります。
解説されているルールは例えば、「toがあったら動詞とまとめてto不定詞として扱うことはできないか考える」といったものです。
整序問題が難しくなってしまう理由の一つに、並んでいる英単語の数が多いと混乱してしまうということが挙げられます。
しかし、『短期で攻める 英語整序問題200』で解説されているルールに従ってまとめられる英単語は先に固まりにしてしまうことで、実質的には3~4語の英語を並べ替えるだけで問題が解けるようになるのです。
この方法なら、英語のセンスや感覚に頼らなくても、問題そのものをヒントにして機械的に答えを出せます。
5つのルールはどれもシンプルなものですので、短期間で理解できるのもこの教材のポイントです。
並べ替えが苦手な人は『短期で攻める 英語整序問題200』にある5つの視点を身につけることをおすすめします。
扱われている問題はすべて入試の過去問だから得点に直結しやすい
『短期で攻める 英語整序問題200』で扱われている英語の整序問題はすべて、過去に大学入試で出題されたものからピックアップされています。
そのため、実際の大学入試でよく出題されるポイントが練習できるのが特長です。
一度解いたことのある問題パターンが本番で出れば、悩むことなく瞬間的に答えを導き出すことができます。
また、解答の根拠となる考え方もきちんと分かった上で解き進められるので、あっているかどうか不安にならずに済むのもメリットです。
なお、出題されているすべての問題には、それぞれ出題校が明記されています。
自分の志望する大学はもちろんのこと、志望大学と似た難易度の大学ではどのような問題が出されているのかわかるのも『短期で攻める 英語整序問題200』の特長です。
本格的に過去問対策をする前の準備段階としても役立つ教材となっています。
『短期で攻める 英語整序問題200』のおすすめの学習方法
『短期で攻める 英語整序問題200』を使って英語の整序問題の練習をするときには2つポイントがあります。
1つは、答案を作るときに「なぜこの答えになるのか」という根拠を意識することです。なんとなく解くのではなく、解答に至るまでの思考プロセスを自分なりにしっかり把握するようにしましょう。
たとえば、「なぜこの単語を先頭に持ってくると考えたか?」や、「このtoと動詞はまとめて並べても良いか?」などのポイントを考えることが大切です。
もし、答案の理由があいまいな場合には、フィーリングで並べて正解してしまったとしてもチェックをつけておきましょう。
そして2つ目のポイントは、間違ってしまった問題は2周目でもう一度解きなおすということです。
この時、フィーリングで正解してしまった問題についても厳しくチェックすることをおすすめします。
『短期で攻める 英語整序問題200』で解説されている5つのルールに従って、論理的に答えを導き出す練習をしてください。
2周目でも間違ってしまった問題があれば、3周、4周と繰り返し解いて、理解を深めていきましょう。
まとめ
今回は、英語の整序問題に特化した問題集『短期で攻める 英語整序問題200』をご紹介しました。
英文法の教材では並べ替えの問題が少ししか入っていないことが多いですが、この教材では大学入試の過去問から厳選された整序問題が多数掲載されています。
また、整序問題を論理的に解くためのコツが5つのルールとしてまとめられているので、初めて見る問題でも根拠をもって反射的に解くことが可能です。
この教材を使って学習を進める際には、感覚で何となく正解してしまった問題もきちんと解答の根拠を確認することをおすすめします。
整序問題が苦手な人は、ぜひ『短期で攻める 英語整序問題200』を使って解き方のポイントをマスターしてください。