関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)|中堅私大やセンターレベルの長文読解におすすめ!特長と学習方法
科目 | 英語 |
出版社 | KADOKAWA |
目的 | 英語長文読解 |
対象者 | 中堅私大、センターレベルの長文演習をしたい人 |
難易度 | 中堅私大、センターレベル |
分量 | 256ページ |
使用期間 | 高3夏休み明け~過去問演習前まで |
ジャンル | 英語長文読解問題集 |
・具体的なオススメポイント
1文ずつ日本語訳と構文解説がついている
・注意点
登場する単語や熟語をしっかり覚えていくこと
中堅私大やセンターレベルの英語長文なら『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』
『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』は、中堅私大やセンター試験レベルの英語長文問題集です。全部で12問の問題が掲載されていて、標準的な分量となっています。
扱われている英語の文章は最近の入試問題を分析したうえで厳選されたテーマとなっているので、一通り勉強することによって入試で頻出の話題が抑えられるのもメリットです。
さらに、それぞれの英文に対して、著者によるコメントとして「なぜこのテーマが最近の入試問題でよく扱われるのか?」といったポイント解説もついています。
今回は、そんな『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』の詳しい特長や学習方法についてご紹介します。
一文ずつSVOCが振られていて解説がわかりやすい
『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』に掲載されている12問の英語長文問題は、すべての文章に1文ずつ対応した和訳と、SVOCの構文が振られています。
そのため、文章の意味が分からない箇所や、なぜそのような訳になるのかがわからずに読み解けない箇所につまずくことなく、丁寧に学習できるのが長所です。特に、英語長文の問題演習を始めたばかりの人は、早く読んで問題を解く練習に加えて、丁寧に読んでいく練習も大切になります。
『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』なら、あいまいなところ無く精読のトレーニングができますので、一通り問題を解いたら、解説で答えを見る前に自力でSVOCを振ってみましょう。これにより、意味を取り違えていたところに自分で気づく力が身に付き、テスト本番に役立てることが可能です。
ただし、SVOCについてはあくまでも意味を把握しやすくするために行う作業ですので、細かいミスがあるからと言って気にしすぎなくても大丈夫です。文の主語や動詞を取り違えているなど、意味の把握にかかわる根本的な部分が間違っている場合には、その原因を探るようにしましょう。
入試本番でSVOC自体が単体で問われることはまずないと考えてよいですので、読解の難易度を下げるためのツールとしてSVOCを振る練習をしてください。
なお、『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』には英文に下線部や空欄がなにも書かれていない白文も用意されていますので、これをコピーしたプリントにSVOCを書き込んでいくようにすると、繰り返し学習できて効果的です。
出てきた単語はしっかり覚えよう
『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』で扱われている文章の中には、一般的な大学入試の単語集には掲載されていないような単語もたまに含まれています。もし、文章を読んでいく中で初めて見る単語や意味が分からなかった単語があればチェックしておいて、あとで単語として覚えるようにしていきましょう。
単語集には載っていなくても長文問題にはよく出てくるというキーワードが多く含まれているのが、『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』の特長です。
長文読解の問題集に取り組む人の中で、出てきた単語まできっちり覚える勉強法を行っている人はそれほど多くありませんので、きっちり取り組めばほかの受験生と差をつけることができます。
問題を解く段階では不明な単語に線を引いておくなど簡単な目印をつけておいて、答え合わせや復習が終わった段階で別のノートや単語カードにわからなかったものをまとめて、すきま時間などを利用して覚えていくと効率よく学習できるのでおすすめです。
ネイティブスピードの音声もダウンロードできる
解説が細かくてわかりやすい『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』ですが、すべての長文に朗読音声がついているのも特長の一つです。それぞれの文章に対して、ネイティブが話す自然なスピードで本文を読み上げた音声データがダウンロードできます。
前文の和訳とSVOCが振ってあるタイプの問題集で、なおかつネイティブによる質の高い音声データまで付いている教材はあまりないので、『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』を使う人はぜひ活用してください。なお、おすすめの活用方法としてはシャドウイングによる音読練習があります。
文章の解釈が一通り済んで意味が理解できた段階で、音声データを聞きながら少し遅れたタイミングでマネして音読していきます。繰り返していくうちに、だんだんとネイティブのスピードで音読しながら同時に意味も理解していけるようになります。
そこまでトレーニングしたら、最終的に音声なしの状態でネイティブの発音と同じくらいのスピードで読むトレーニングをしましょう。このシャドウイングという音読練習方法を行うと、読解スピードがあがるだけでなく、リスニングの力もアップするのでおすすめです。
まとめ
今回は、中堅私大やセンター試験に対応できる長文問題集『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』をご紹介しました。単語や文法を一通り仕上げ終わって、英文解釈が身に付いたら、あとは長文読解問題の数をこなして英語力をアップしていきましょう。
『関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)』の文章はすべてにSVOCが振ってあるので、一人で学習する場合でも丁寧に進めることができておすすめです。