全解説頻出英文法・語法問題1000|最難関大学にも対応!英文法語法問題が網羅された問題集!特長と学習方法
科目 | 英語 |
出版社 | 桐原書店 |
目的 | 英文法語法仕上げ |
対象者 | 英文法・語法問題で高得点を狙いたい人 |
難易度 | 最難関大学まで対応 |
分量 | 367ページ |
使用期間 | 入試直前まで |
ジャンル | 英文法・語法問題集 |
・具体的なオススメポイント
大学入試に出題されるほぼすべての問題が網羅されている
・注意点
基礎的な英文法は理解したうえで取り組むこと
最難関大学にも対応できる『全解説頻出英文法・語法問題1000』
『全解説頻出英文法・語法問題1000』は、大学入試に出題される英文法・語法問題が幅広く網羅された問題集です。レベルの高い問題も含まれていますので、英文法の基礎力をある程度身につけた人が最後の仕上げとして取り組むのが良いでしょう。
早慶レベルの難関私大から、東大・京大といった国公立の入試までカバーできる内容となっています。英文法や語法は、知識として覚えているだけではなく、問題が解けるようになることが大切です。
また、逆に同じ問題を繰り返し解いて答えだけ暗記してしまうのは効率が悪くなってしまいます。その点、『全解説頻出英文法・語法問題1000』では、問題形式で知識のチェックをしつつ、解答解説にまとまっている文法事項をきちんと頭にインプットすることで初見の問題にも対応できる構成となっています。
今回は、そんな『全解説頻出英文法・語法問題1000』の詳しい特長と効果的な学習方法について解説します。
問題と解答が別冊で、しかも解答の方が分厚い
『全解説頻出英文法・語法問題1000』には1000題強の英文法・語法の問題が収録されていて、問題編と解答解説編が切り離して使える別冊になっています。問題編よりも解答解説編の方が分厚く、すべての問題に対して知っておきたい知識が網羅されているのが特長です。
文法の基礎的な考え方、たとえば「仮定法とは何か?」とか「関係詞はどのように使うのか?」などは解説されていないので、文法の初心者は別の参考書で最低限の力を身につけてからチャレンジしてください。
問題と解答が切り離されているので、問題を解く段階で答えが目に入ってしまったり、同じページに書いてある情報がヒントになったりするのを防げるメリットがあります。
よくある文法の問題集では、左側のページが問題、右側のページに解説というような構成になっていますが、『全解説頻出英文法・語法問題1000』では別冊のため1問1問の知識整理がしっかりと掲載されているのが特長です。
また、問題の解き方の後には、その単元で頭に入れておいた方がいい知識がすべてまとめてリストアップされています。この部分をノートや単語カードなどに書き写して覚えるだけで、入試で出題される可能性がある英語の知識はもれなくカバーできるので、しっかり覚えるようにしましょう。
解答の根拠を明確にしながら解き進めよう
『全解説頻出英文法・語法問題1000』に掲載されている問題のほとんどは、4択の記号で答えるタイプなので、繰り返し復習していると答えを覚えてしまうこともあるでしょう。
しかし、重要なことは正解を出せるかどうかではなく、なぜその選択肢が正解になるのかの根拠が説明できることです。そのため、わからない問題や、「多分これかな?」程度で自信をもって答えられない問題はすべて不正解扱いとして、解答解説編に書かれている知識をきちんと暗記していくことをおすすめします。
『全解説頻出英文法・語法問題1000』に掲載されている問題はほかの問題集と比べてもかなりボリュームがあるので、1周終わらせるのにある程度の時間が必要です。
すべて終わらせる間に最初の方の知識を忘れていってしまうこともよくあるので、1000題をいっぺんにやるのではなく、100題ずつや200題ずつ、あるいは章ごとなどに区切って着実にマスターしていくのが良いでしょう。
決めた分量の問題が完璧に解けるようになったら、次の範囲に進んでいくような形です。一度完璧に解けた問題は時間をおいてまた復習すれば大丈夫ですので、間違った問題を繰り返し解いて記憶を確実にしていってください。
問題のレベル別に解いていくのもおすすめ
『全解説頻出英文法・語法問題1000』の解答解説編には、問題のレベルに応じて「基本」「標準」「発展」の3段階の分類が記載されています。
問題編の方がレベル別になっているわけではないので、解答を見ないとどのレベルの問題なのかわからないのが難点ですが、入試まであまり時間が残されていない人はまず「基本」と「標準」を徹底的に仕上げ、余力があれば「発展」に取り組んでいくのがおすすめです。
特に、「発展」になっている問題は文法的にマニアックな問題も多く、早慶や東大・京大レベルで高得点を狙っていきたい人以外は不要な場合もあります。
「基本」や「標準」の項目の方が覚えやすく、またいろいろな大学に出題される頻度も高くなっていますので、自分の志望する大学の入試問題のレベルに合わせて解く問題を取捨選択していくようにしましょう。
まとめ
今回は、最難関大学の英文法・語法問題にも対応できる『全解説頻出英文法・語法問題1000』の特長や学習方法についてご紹介しました。
この教材では、大学入試に出題される可能性のある英文法・語法問題がほぼすべて網羅されています。標準的な英文法の問題集を1冊仕上げた後で、さらに英文法の力を完璧に仕上げたい人はぜひ取り組んでみてください。
解答解説編にまとめられている文法事項まできっちり暗記すれば、英文法・語法の問題で点を落とすことはなくなると言っても良いでしょう。英語を得点源にしたい人は、解答の根拠をしっかり確認しながら、1000題強の問題を順番にマスターしていくことをおすすめします。