マーク式基礎問題集 漢文
参考書の評価
漢文の問題集で、センター試験よりもやややさしめの問題が15問載っており、センター試験の過去問をやる前にぜひやってほしい漢文の読解系の問題集です。漢文の成績が伸びない受験生が漢文をたくさん読まなければいけないとこの参考書に手を出しがちですが、それはオススメしません。漢文ができるにはまず漢字と句法の勉強が必ず必要です。漢文と句法をしっかり身に付けた後にこの参考書で読解の練習をすればよいと思います。勉強の順番を間違えないようにしましょう。読解の中で自分が今まで学んだ漢文の知識が活かせているかを確認したり、文章全体のテーマが漢文では大事になっているので、しっかりストーリーを追えるかどうか、内容をつかめているかどうかを演習の中で鍛えていきましょう。読解のための入り口の参考書として利用していただきたいです。
問題量
15題と標準的な分量です。
難易度
センター試験と比べると易しく、センター試験のレベルを星3つと仮定するとこの程度が妥当ではないかと思います。いきなりセンター試験の過去問をやるのは難し過ぎるという人は最初に易しいもので慣れてもらって、そこからセンター試験の過去問に挑むという流れで、入り口、ジャブ程度に考えてもらえればよい問題集です。
解説のわかりやすさ
あくまでも演習用の教材、問題集なので、解説はそこまで詳しくありません。漢文の基礎知識がしっかり入っていることが前提となる参考書です。
レイアウト
レイアウト、構成もいたってシンプルで、余分な情報はありません。
データ
教科
国語
出版社名
河合出版
問題数 | |
1日の量 | |
1週間の量 | |
目標突破日数 |