荻野文子の超基礎国語塾マドンナ古文
参考書の評価
マドンナといえば古文業界ではすごく有名な荻野先生の古典文法の参考書です。
問題量
問題の数自体はすごく少ないですが、説明、講義の部分を含めるとしっかりした量になります。問題量は星3です。
難易度
難易度に関しては難し過ぎず、ある程度標準のレベルまでは対応できるような難易度になっています。ただここの項目にはないんですけど、『荻野文子の超基礎国語塾マドンナ古文』っていうのは古典文法の全範囲をきっちり網羅してる参考書ではありません。例えば助詞の部分や、抜けてる分野というのはいくつかあります。なので、しっかり全範囲網羅されている『富井の古典文法をはじめからていねいに』『望月光 古典文法講義の実況中継』を「武田塾」でおすすめしています。
解説のわかりやすさ
予備校先生の古典文法解説を参考書に書き起こしているため読んでいてわかりやすいです。予備校の授業を受けているような感覚になるかと思います。実際の文章読解のときも、こういうことに注意して文章を読んでいかないといけないんだ、こういうことに注意して古典の文法を実際に文章読解のときに活かしていくんだ、というような、ポイントがまとまったわかりやすい解説になっているので、古典文法の参考書の中でも解説のわかりやすさではすごく秀でている参考書です。
レイアウト
レイアウトもとても見やすくなっています。昔の『マドンナ古文』と比べても改訂を重ねてすごく見やすくなっていっている参考書です。わかりやすいく、やさしく説明してくれて、レベルも標準レベルです。一番の欠点は全範囲網羅し切れてないと、そういうところが欠点になりますので、ほかの参考書を使って補う必要があります。
データ
教科
国語
出版社名
学研
問題数 | |
1日の量 | |
1週間の量 | |
目標突破日数 |