こわくない 国語 古文・漢文
本参考書は古文・漢文に苦手意識がある受験生や、古文漢文を今まで勉強したことがないという受験生向けの参考書である。本参考書は、入門編と実戦編の二部構成になっており、実戦編は古文の問題演習であるが、中学生用の教材のため難易度はかなりやさしい。入門編は実践編の問題文を漫画にしており、実際の本文がどのような話なのかがつかむことができる。
まずは実戦編を自力で解いてみる。その上で入門編を読み自分が読み切れなかった内容を実戦編に書き加えるなどをして、古文の本文と現代訳や概要でどのように差があるのかを理解する。古文を学習していくうえで、本参考書の入門編のように概要を漫画のようにイメージで抑えられることは非常に重要なので、本参考書を通して「古文を読むとはどういうことか」を理解していくことを心がけていこう。
古文はただ問題をこなしていけば成績が上がるといった教科ではなく、また間違った勉強法をしがちなので、この参考書で古文の読み方を学んでほしい。ただ、難易度自体は高い参考書ではないので、本参考書は古文・漢文の学習の最初に行い、以降は大学受験用の参考書で本格的な演習に入っていこう。
教科
古文
出版社名
くもん出版
使い方
この参考書は高校入試用の参考書になるので、非常に難易度は易しめである。
入門と実践の二部構成になっており、入門と実践の同じ問題番号は同じ問題内容になっている。
入門の方は漫画のストーリーになっており、実践の方は文章題として出題されている。
実践の文章題を解答できるようになるのが目標であり、
その際に、入門の漫画のようなイメージで捉えることができるようにしよう。
実際の文章読解で「どの部分が理解できなくて漫画のようなイメージがわかないか」そのギャップを把握してそれを埋めていくということを意識してやっていこう。
漢文が入っているが、古文の勉強をする時は古文の範囲のみをやれば構わない。
漢文の勉強をする時は、まず古文をやってから漢文の勉強に入るようにしよう。
大学入試向けの古文や漢文の勉強の際に最初にやってもらいたい教材であり、古文・漢文に苦手意識を持っている人はまずはこの教材から始めよう。
テスト方法
解いてきた問題からランダムで出題し、解答の根拠を全て答える。答えられない場合は、仮に正解できていても不正解とする。
データ
問題数 | 29テーマ |
1日の量 | 2テーマ |
1週間の量 | 9テーマ |
目標突破日数 | 28日 |