漆原の物理 最強の88題
参考書の評価
漆原先生の書いた物理の問題集です。最強の88題というタイトルのとおり、難易度は高めになっています。関関同立、MARCH、地方国公立といったような、物理の入試問題に対応できるような問題集となっています。
問題量
問題量は88題というかたちでかなり凝縮されています。『良問の風』とか似ているレベルの参考書ですが『良問の風』よりも分量がかなり圧縮されているので、そういう意味ではすぐ終わる、早く終わるってところがいい点です。ですが88題の中で、入試でよく出る物理の問題が網羅しきれているかというと、本当に厳選に厳選をしたってかたちになるので、どうしても対応できない部分とかは出てくると思います。なので、最強の88題とかをやった後に『重要問題集』とか、量が多い参考書でカバーをしないと、なかなか大学受験では対応できないかなと思います。
難易度
星4よりの3かなというようなイメージで持ってもらえたらいいかと思います。似ている参考書でいうと、先ほども例に挙げた『良問の風』っていう参考書があります。『良問の風』と『漆原の物理 最強の88題』が似ているようなイメージです。最強の88題の方が『良問の風』の1個上の『名門の森』の、レベル別にも被る部分があったりもします。なので、『良問の風』、『名門の森』を兼ねているのが『漆原の物理 最強の88題』です。
解説のわかりやすさ
解説わかりやすいんです。最強の88題は実際の入試問題ですが、入試問題の解説がわかりやすいって参考書は、実は少ないです。『重要問題集』とか『良問の風』、『名門の森』はすごくコンパクトに解説をまとめてくれています。
レイアウト
解説が入試で使えるかたちで、ここを注意してねってポイントまでまとめてくれていて、解説も一行一行細かく書かれているので、物理が苦手な方でも理解しやすい、わかりやすい解説になっているところが魅力です。
データ
教科
物理
出版社名
旺文社
問題数 | |
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目標突破日数 |